東北の三大祭り2016

東北三大祭りをまるっと全部巡る!

「秋田竿燈」についてちょこっと編

「秋田竿燈」は重要無形民族文化財

文化財保護法によって1980年に、「秋田の竿灯」が重要無形民俗文化財に指定されました。
秋田の竿灯は、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として江戸時代にその原型が出来ていました。
元々、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り、町を練り歩き、最後に川に流すものだったそうです。ここにも流し雛の形が見られます。
旧暦7月7日の七夕行事のあたりに行われていたのが、現在は毎年8月3日~6日に秋田市中心街の竿燈大通りで開催されます。

竿燈の起源

竿燈まつりは260年以上の歴史を持つ重要無形民俗文化財です。その起源は、江戸時代中期の宝暦年間(1751~1763)と伝えられています。
「ねぶり流し」「眠り流し」と呼ばれる旧暦7月15日の睡魔払いのお盆行事だったという説が有力です。

竿燈妙技

竿燈には5つの注目したいワザがあります。
・流し 次の差し手が竹を継ぎやすいように支えるワザ。
利き手で竿燈を差し上げ、一旦手のひらで静止。竿を指の間からじわりじわりと15cmほどずらして持ちこたえる。

・平手 高々とかざし上げて見せる、力強く豪快な竿燈の基本技。
片手でかざし、もう片方の腕をぱっと開いて、大きくバランスをとる。

・額 竿を額で支えるワザ。
前の差し手から利き腕の手のひらで受け、指の間から静かにずらしながら額に乗せる。静止して両手を大きく開いてバランスをとります。

・肩 竿を肩で支えるワザ。
もっとも覚えやすい技だといいます。利き腕を曲げないで、竿をまっすぐ肩に降ろし、首の付け根に静止させる。軸足と竿燈を一直線にするのがポイント。

・腰 竿を腰で支えるワザ。
もっとも難しい演技と言います。上体をほどよく横に傾け、両足を開いてバランスを取る。クライマックスの大技。

他の祭りにあって竿燈まつりに無いもの

竿燈祭りには、他のお祭りにはほぼ登場するものがありません。それはおみこしや山車です。
基本的に竿燈を組む竹竿と提灯、差し手、お囃子、そして半纏と拷衣と豆絞りの手ぬぐいの祭り装束があればいいのです。
シンプル、それでいて美しく、人を魅了する祭りは、祭り支度を支えている提灯職人・太鼓職人・竹竿職人・半纏職人の数少ない職人たちの手にかかっているんですね!
2015年の竿燈まつりを振り返る「竿燈プレイバック」がアップされました。